富士ソフト、発注管理17万件業務のDX基盤に国産ERP「HUE」を採用 -年間約6万時間の工数削減を見込む
発注管理システムの老朽化と事業環境の変化に対応
近年、企業を取り巻く事業環境は急速に変化しており、多くの企業がサプライチェーンDXを最重要課題と位置付け、調達・購買プロセスのデジタル化、可視化を進めています。2025年には電子帳簿保存法やサイバーセキュリティ基本法が改正されるなど、従来の業務フローやビジネスモデルの抜本的な変革が求められています。
富士ソフトでは、従来の発注管理システムにおいて、手作業や二重入力の多発、ミス防止のためのダブルチェックによる作業負荷の増大、業務データ管理面の課題を抱えていました。これらの課題を解決するため、国産ERPであるHUEの導入に至りました。
年間約17万件の処理効率化と約6万時間の工数削減を予測
HUEへのシステム刷新により、富士ソフトは年間約17万件の受発注業務の効率化と、約6万時間の工数削減を見込んでいます。これにより、業務のシングルインプット化と統合管理が実現され、大幅な効率化が期待されます。
Fit to Standardのメリット
Fit to Standardのアプローチには、以下のメリットがあるとされています。
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長期的な保守コスト最適化: 標準化された基盤は、法改正やアップデート対応を容易にし、長期的な保守コストを大幅に抑制します。
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内製率向上・運用負荷軽減: 標準機能中心であれば、システムの理解が深まり、社内での改善活動を回しやすくなります。これは、IT部門における人材不足が深刻化する日本企業にとって重要な課題ですべての運用負荷軽減につながります。
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ルール統一によるグループ標準化: 標準プロセスへの合わせ込みにより、部門やグループでばらついていたルールや手続きを統一し、ガバナンス強化にも寄与します。
全社DXの加速と今後の展望
富士ソフトは今回の発注管理システム刷新を起点に、全社的なDXを加速させる計画です。今後は、今回実装されたAPI連携機能を活用し、他社内システムとの連携を強化することで、さらなるシングルインプット化と業務効率化を推進します。また、販売管理領域などへのHUE導入拡大も検討しており、AI機能の活用も進める方針です。
さらに、自社導入で得られた知見を標準化し、「HUE導入支援サービス」として提供を予定しています。株式会社ワークスアプリケーションズとの共同セミナーの開催も計画されています。
株式会社ワークスアプリケーションズについて
ワークスアプリケーションズは、1996年に日本発のERPパッケージベンダーとして創業しました。ノーカスタマイズや無償バージョンアップといった革新的なソリューションを提供し、国内大手企業を中心に顧客の成長を支援しています。個の可能性を信じ、企業と個の価値を最大化する「成長エンジン」となることを目指し、「作業」を「創造」に変え、「仕事」を楽しくすることを追求しています。






















