吉積情報、日本ライフラインにおける生成AI「Gemini」の全社展開を支援 – 現場の自発的活用と業務改善を促進
導入の背景と課題
日本ライフラインでは、高度な安全性が求められる医療現場において、生成AIの活用が将来的に不可欠であると認識していました。しかし、情報漏洩リスクや安全性の確保が厳しく問われる業界であるため、安易な利用禁止ではなく、管理が及ばない「シャドーAI」の発生を防ぐ必要がありました。そこで、ビジネス利用における高度なセキュリティが担保されたGeminiを公式インフラとして提供し、ガバナンスと利便性の両立を図る道を選択しました。ツール配布に留まらず、社員が実務で安全かつ効果的に使いこなせるよう、組織的な活用推進を目的としたプロジェクトが始動しました。
吉積情報の支援が選ばれた理由
パートナー選定において、吉積情報がGeminiだけでなくBigQueryやLookerを含むGoogle Cloud全般にわたる深い知見を有しており、将来的なデータ利活用まで見据えた提案を行った点が評価されました。また、単なる操作説明に留まらず、ワークショップ形式で実業務への落とし込みを重視する「AI Driven Premium」の内容が、日本ライフラインが目指す現場の自律的な活用という目標と合致したことが決め手となりました。
導入支援による成果
吉積情報の「AI Driven Premium」を通じたトレーニングや質問会の実施により、社員のAIに対する心理的ハードルが低下し、具体的な業務改善事例が多数創出されています。
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Gemini利用者数の大幅な増加: 研修の実施後、アクティブユーザー数が約30%増加しました。「覚えなくてはいけない」という受け身の姿勢から、自発的に「Geminiのここが良かった」と活用する文化が醸成されています。
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「Gemini通信」による文化醸成: 情報システム部門が、AIの活用方法を分かりやすく解説するショート動画コンテンツ「Gemini通信」を毎月制作・公開しています。この動画制作自体にもGeminiが活用されており、AIの利便性を積極的に社内に示しています。
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現場発の業務効率化: マーケティング部門ではNotebookLMを活用し、膨大な社内資料から必要な情報を瞬時に引き出せる体制を構築しました。また、事務担当者がGeminiと対話しながらGoogleサイトを構築したり、IT部門がGoogle Apps Scriptコードを生成して通信ログ解析を自動化したりするなど、これまで知見や時間の不足から実行が困難であった業務が、現場主導によって解決されています。
日本ライフライン株式会社の担当者は、今後も先行して活用を進めている社員のノウハウを広め、利用の裾野を拡大していくことを目標としています。最終的にはGeminiを「一人ひとりの最高のアシスタント」として定着させ、人間が「考えること」や「創造すること」に時間を割ける組織を追求していく意向を示しています。また、AI導入を検討している企業に対しては、難しく考えすぎずに第一歩を踏み出すことを推奨しており、AIを優秀なパートナーとして迎え入れる機会を社員に提供すること自体が、組織の未来を切り拓く大きな力になると確信しているとコメントしています。
関連情報
本件に関する導入事例の詳細は、以下のウェブサイトにて確認できます。
日本ライフライン株式会社について
日本ライフライン株式会社は、1981年の設立以来、心臓血管領域を中心とした医療機器の輸入・製造・販売を行うメディカルカンパニーです。世界最先端の医療機器を国内に届け、医療現場のニーズを反映した製品を自社で開発・製造する機能も有しています。
吉積情報株式会社について
吉積情報株式会社は2005年に創業し、先端技術を活用して次世代の働き方を実現するDX支援のスペシャリストです。Google Workspaceのプレミアパートナーとして、Google Workspaceの導入支援や、Google Workspace with Geminiの導入から定着、活用促進までをトータルでサポートする「AI Driven」など、幅広いサービスを提供しています。






















