KOLとインフルエンサーの違い メリット、デメリットを解説
今回は、InstagramやTikTokなどSNSマーケティングを行う際によく耳にする「KOL」と「インフルエンサー」の違いについて解説していきたいと思います。これらの違いを知ることで、自社に合った商材やプロモーションを実施する際に成功の角度が上がります。特にD2Cビジネスを行っている方は参考にしてください。
KOLとインフルエンサーの違い
まずKOL(Key Opinion Leader)とは、特定の分野において高い専門知識を持ち、そのオピニオンで多くの人に影響を与える人物のことを指します。医療分野やビジネス、ファッションなど、幅広いジャンルにおいて活動しています。KOLはその権威性から、信頼性の高い情報発信ができるとされています。
一方で、インフルエンサーとは、主にSNSで多くのフォロワーを持ち、その影響力を活かして情報発信や商品紹介、企業とのタイアップなどを行う人物のことを言います。インフルエンサーはその親しみやすさやファッション感覚、ライフスタイルに共感したり憧れたりするファンを獲得しています。
KOLは専門的な知識や権威を持ち、インフルエンサーは親しみやすさやファッション感覚でフォロワーを魅了するという違いがあります。
KOLのメリット・デメリット
KOLを起用するメリット
1. 海外マーケティングに強く専門的な知識があるため、情報の信頼性が高い。
2. 業界内での評価も高く、KOLが推奨する商品やサービスは大きな影響を与えることが期待できる。
3. 長年のキャリアや実績があるため、その分野での権威性がある。
デメリット
1. KOLを起用する際のコストが高い場合がある。
2. 分野が限定されているため、ターゲットが絞り込まれることがある。
3. KOLがビジネスやプロモーションに疎い場合、アプローチが難しいことがある。
インフルエンサーのメリット・デメリット
インフルエンサーを起用するメリット
1. 親しみやすさやファッション感覚で多くのフォロワーを魅了するため、広範囲のターゲットにアプローチできる。
2. SNSを活用した情報発信が得意であり、バイラル効果を期待できる。
3. 目立つ企画や斬新なアイデアでファンの関心を引くことができる。
デメリット
1. 専門的な知識がないため、情報の信頼性や権威性が低い場合がある。
2. インフルエンサーによっては、フォロワーの質が低い場合がある。
3. 短期的なブームに左右されやすく、長期的な影響が見込めないことがある。
KOL、インフルエンサー共にデメリットの多くは予算や自社の商品に合っているのか?という点が多くなっています。キャスティングサービスを提供している企業も多くありますので相談してみてください。
主なKOL、インフルエンサーキャスティング会社
●AnyMind Group株式会社
KOL、インフルエンサー対応。東南アジアなど海外に対応
●アライドアーキテクツ株式会社
台湾・香港での日本人KOL広告プロモーションが可能
●株式会社ルースター
KOL、インフルエンサー対応
●株式会社Wunderbar Skettt(スケット)
タレント起用のインフルエンサーサービス
●株式会社トリドリ
月額定額制のインフルエンサー起用が可能なサービス
まとめ
国内の場合、インフルエンサーは馴染みがありInstagramやTikTokなどSNSでD2C向けの化粧品、ファッションアイテム、美容商品を多く発信しています。KOLは中国のSNS(Weibo、WeChatなど)でフォロワー数が非常に多く影響力の強いインフルエンサーのことが多く海外マーケティング、越境ECを行う際には重要なマーケティング手法です。
またKOLそれぞれのメリットは、KOLは専門知識があり信頼性が高い点、インフルエンサーは情報発信力が高く、大衆にアピールできる点です。これらの違いを把握することで、あなたのビジネスやプロモーションに最適なアプローチ方法を見つけることができます。
SNSマーケティング、インフルエンサーマーケティングを実施する際の参考にしてください。最終的には、自社の製品に合ったフォロワーの質や知識など目的に応じて選ぶことが大切です。