プログラミング初心者は何から始めるべき?勉強の5ステップ【前編】
2023年に入りOpenAI社のChatGPTが登場し人気が高まっているプログラミングスキル。プログラミングは、魅力的で独創的なものですが、初心者にとっては何から始めればよいのか?Web検索やセミナー、本などで勉強を始めている方も多いと思います。
本記事ではプログラミング初心者が最初に取り組むべき5つのステップをご紹介いたします。
初心者のためのプログラミング入門
プログラミングには様々な言語があります。AIを極める人やアプリ開発をしたい人、サーバーエンジニアを目指している人など、まずは自分の目標を決めて学んでいきましょう。
ステップ1 – 目標を設定する
最初にプログラミングで何を達成したいのかを考えましょう。それはウェブアプリケーションの開発や専門的なテクノロジーへのキャリアアップ、あるいは遊び心のあるプロジェクトを作成することにあるかもしれません。目標を設定することにより、自分にとって必要なスキル、ツール、言語が何かを明確にし、学習に集中できるようになります。
ステップ2 – 学び方を決める
オンライン講座、書籍、教育機関、あるいはプログラミングコミュニティへの参加といった多くの方法があります。これらから、どのように学習することができるか、どの方法があなたに最も適しているかを確認してください。
ステップ3 – プログラミング言語を決める
C ++、Java、Python、JavaScript、Rubyなど多くのプログラミング言語があります。どの言語が必要なのかそして最も魅力的なものは何かを考えましょう。
ステップ4 – キャリア・ポートフォリオを作成する
ポートフォリオは、自分のスキルを証明するための強力なツールです。 実際のプロジェクトに参加して経験を積むことができます。
ステップ5 – プログラムを書いて楽しむ
最後に、シンプルなプログラムから始めて、ゲームやアプリを作っていくことをお勧めします。プログラミングは独創的なもので、「楽しみながら学ぶ」というアプローチが効果的です。
以上がプログラミング初心者向けの5つのステップです。プログラミング言語によって職種の違いがありますので明確に目的を決めて正確に実行することにより、自己成長でき、プログラマーとしてのスキルを向上させることができます。
プログラミングの目標に合わせた言語の選択
プログラミングで初めからどの言語を学べばよいかわからないという人が多いかもしれません。言語にはいろいろな種類がありますが、どれを選ぶかは、まず自分の目標に合わせることが大切です。
まずは、自分がクリエイティブな仕事やサービスを作成したいのか、webアプリケーションやモバイルアプリケーションの開発に興味があるのか、データサイエンスや話題のChatGPTの様なAI(機械学習)といった領域に興味があるのかなど、どのような目標・目的を持ってプログラミングを学んでいるのかを明確にする必要があります。
次に、目標に応じた言語を選ぶことができます。たとえば、webアプリケーションの開発に興味がある場合は、JavaScriptを学ぶことをお勧めします。それに対して、iOSアプリケーションを開発する場合はSwiftを学ぶことをお勧めします。
プログラミング初心者は、一つの言語を深く学ぶよりも、いくつかの言語を簡単に学ぶことをお勧めします。複数の言語を学ぶことで、それらの言語の違いや長所・短所を理解することができます。また、将来的に変化する技術にも柔軟に対応できるようになります。
言語を選んだら、教材を選ぶことが次のステップです。関連書籍、オンラインコース、課題など様々な種類の教材があります。自分に合った教材を選び、効果的な勉強法で学びを進めていきましょう。最終的なステップは、学んだことをアウトプットすることです。プロジェクトを作成したり、ウェブサイトを作ったりするなど、アウトプットを続けることで効率的にプログラミングスキルを習得することができます。
PHPを学んでウェブサイトを作成する
PHPは、これらのプログラミング言語で書かれた静的なウェブページに組み込むことで、検索が可能なデータベースサイトや、ユーザーログイン・会員登録を前提としたコンテンツ投稿型のウェブサービスなど、動的なウェブページを実現することを主な目的とした、サーバーサイドスクリプト言語であります。PHP」が一般的な愛称なのであまり聞きなれないが、正式名称は「Hypertext Preprocessor」である。正式名称からもわかるように、Web上で「ハイパーテキスト」を処理するという設計思想は予想がつきます。
PHPの基本を学ぶ
多くの場合、PHPを学習する場合、最初のステップは基本を理解することです。これには、構文に慣れること、基本的なコードを書き出すこと、実行し結果を確認することが含まれます。PHPの構文を学び、理解し、記憶することが重要です。そうすることで、エラーがなく、効率的なコードを書くことができます。PHPで使用されるすべての用語を理解し、定期的に練習するようにしましょう。
PHPを使ったWebサイト制作
PHPでウェブサイトを作成することは、コーディングに慣れていない人にとって圧倒的な作業となります。PHPのコードを書いて実行できるようになるには、HTML文書の基本的な構造とHTMLタグのいくつかを理解することが不可欠です。基本をマスターしたら、動的なウェブサイトを作成し、テストすることによって、PHPの世界を探求し始めます。ユーザー登録を可能にするフォームを作成し、ログインやログアウトなどの機能を追加し、コードを使ってサイトのスタイルやカスタマイズを行います。PHPは、データベースに接続してデータを保存・取得したり、強力な検索機能を作成したりするのにも使用できます。
フレームワークやライブラリの活用による開発の簡略化
フレームワークやライブラリを使用することで、PHPによるWebサイト開発をより簡単にすることができます。フレームワークは、コミュニティによって書かれたコードの集まりで、 開発をより速く、より簡単にするために設計されたツールのセットを提供します。ライブラリによって、開発者はコードをきれいに整理することができ、また、繰り返し書かなければならないコードの量を最小限に抑えることができます。人気のあるライブラリやフレームワークには、Laravel、Symphony、CodeIgniterがあります。
PHPを学ぶことで、ディスカッションボードからWebアプリケーションまで、強力なWebサイトを作成することができるようになります。基本的なことから始め、構文やHTMLタグの一部を理解し、動的なウェブページを作成できるようにすることが重要です。また、フレームワークやライブラリを活用することも、開発プロセスの一助となります。練習と努力次第で、誰でもPHPの基本を学び、素晴らしいウェブサイトを作ることができます。
JavaとSwiftでスマートフォンアプリを開発する
最近では、プログラミング言語を使わずにアプリ開発できるノーコードツールがあり、アプリの種類によっては、プログラミング言語を習得しなくてもアプリ開発が可能です。このノーコードのツールもプログラミングから作られていますが、ノーコードツールでアプリを開発する場合、ツールが提供する拡張機能しかアプリに反映できないというデメリットがあります。そのため、自分独自のデザインや機能をアプリに実装したい場合は、プログラミング言語を習得して開発する必要があります。
開発に必要な言語は、iOSアプリとAndroidアプリそれぞれで異なります。プログラミング言語は200種類以上あるため、特に経験の浅いエンジニアやプログラマーはどの言語を習得し、使えるようになればいいのかを見ていきましょう。
Javaでスマートフォンアプリを開発する
Javaは、かなり以前から存在しており、Androidアプリの開発で最も一般的な言語です。Javaは習得が容易で、複雑なタスクを処理でき、非常に強力です。また、Javaの概念や構文は他の言語と似ているため、より高度なプログラミング言語に移行する予定がある場合、Javaは学ぶのに最適な言語です。構文はシンプルで初心者にも理解しやすく、XMLコーディングをサポートしているため、Androidアプリのユーザーインターフェースの設計は比較的簡単です。
Swiftでスマートフォンアプリを開発する
iOSアプリを開発するなら、2014年にAppleが正式に発表した、iPhoneアプリ開発に最適なプログラミング言語「Swift」を使いましょう。そのため、初心者にもわかりやすく、コードを書く際のミス(=バグ)も起こりにくいです。Swiftは強く型付けされているため、コンパイラがコードを実行する前にエラーがないかをチェックしてくれます。また、コーディングがシンプルで簡潔になるように設計された、直感的な構文を持っています。さらに、SwiftのコードはObjective-Cのコードと同等の性能を持つことができるため、シンプルさのために速度を犠牲にする必要はありません。
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まとめ
AndroidとiOSのどちらで開発する場合でも、使用できるプログラミング言語はさまざまです。スマートフォンアプリの開発で最も人気のある言語は、JavaとSwiftの2つです。どちらも長所と短所があり、どちらを選ぶかは、作成するアプリケーションの種類に大きく依存します。選択した言語によって、開発プロセスが簡単になったり、難しくなったりする可能性があることに留意してください。したがって、いくつかの研究を行い、あなたにとって最適なものを選択することが重要です。
後編ではC#、Pythonなどについてご紹介いたします。