エコモット、KDDIとLPWA環境に最適化したIoTクラウド 「KDDI IoTクラウド Standard」LOGGERコース(LPWA)を 共同開発
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋 誠、以下「KDDI」)と共同で、LPWA環境に最適化した「KDDI IoTクラウド Standard」LOGGERコース(LPWA)(以下「LOGGERコース(LPWA)」)を共同開発いたしました。
本サービスは、KDDIより2019年8月上旬から提供されます。
サービス概要図
LOGGERコース(LPWA)とは
「LOGGERコース(LPWA)」は、LPWA通信に最適化された通信プロトコルやデータフォーマットに対応し、端末の使用した台数に応じて課金する従量制の料金体系など、あらゆる面でLPWA環境に最適化しています。
ネットワーク面では、端末からクラウドまでを閉域で接続することで、セキュアな環境を提供します。また機能面では、お客さま専用のWEB画面公開用のユーザ領域を設ける(注1)ことで、B2BのみならずB2B2C向けのビジネスもサポートし、お客さまのビジネスをより加速させます。
・KDDI IoTクラウド Standard( https://www.kddi.com/business/mobile/m2m-solution/iot-cloud-standard/ )
(注1)お客さま専用にWEB画面公開用のユーザ領域を設けるサービスはオプションです。
特長
「LOGGERコース(LPWA)」は、完全従量制で無駄のないビジネス展開をサポートします。また、クラウド料金は開発費0円、維持費用0円ですぐに利用が可能です。さらに、閉域にも対応しセキュアな環境を提供します。
(1)データ転送:LPWAクラウドに送信されたデータを外部サーバーへ転送する機能
・クラウドがデータを受けるたびに、お客さまのサーバーへデータを転送することが可能です。
(2)プロトコル/フォーマット変換:LPWAに適したフォーマットで送信されたデータを一時的にクラウドで受け、別のプロトコルやフォーマットへ変換する機能
・少ないパケット数でデータを送信し、クラウドにおいて利用するプロトコルへ変換が可能です。
※UDP/TCP→HTTP(S)、9月以降にHTTP→HTTP(S)のプロトコル変換に対応(予定)
(3)データ蓄積:LPWA端末から送られてくるデータを保存する機能
・お客さまが任意のタイミングでデータを一括取得することが可能です。
・集約結果のみ取り込みたいお客さまや、自社サーバーを持たないお客さまもLPWAを利用可能です。
(4)メール通知:端末から送られてくるデータに応じてクラウドからメール通知する機能
・クラウド画面を常時監視することが不要となります。
(5)IP PUSH:クラウドからLPWA端末に向かって設定変更などの指示を行う機能
・遠隔地にある端末の設定変更などが可能です。
(6)WEB公開:お客さま専用のWEB画面を公開する領域を提供(オプション対応)
・自由度の高いデザインとモバイル端末に特化したサイトなどの公開が可能です。
利用イメージ
<利用イメージ図: https://www.atpress.ne.jp/releases/182837/img_182837_2.jpg >
オイルタンクに残量を計測するセンサーを設置し、一日一回オイル残量のデータを「KDDI IoTクラウド Standard」へ送信します。オイル残量が20%を下回ったときに給油会社にアラートメールが発報され、給油の効率化を図ります。
提供開始日
2019年8月上旬予定
■エコモット株式会社
URL:https://www.ecomott.co.jp/
■KDDI株式会社
URL:https://www.kddi.com/