クラスコ、AIを活用した「重要メール自動即時共有システム」の運用を開始
開発の背景と課題
現代社会における人手不足とインフレが加速する中で、生産性向上は企業の生存と成長における重要な課題です。クラスコでは、全スタッフによるAIおよびクラウドツールの積極活用を推進し、毎朝の全社朝礼での事例共有や月1回のAI活用共有会を通じて、組織全体の継続的なアップデートを図ってきました。
しかし、従来の賃貸営業部門における顧客対応には、以下の課題がありました。
-
個人トレイへの閉塞による対応遅れ: 接客中や外出中に重要なメールの確認が遅れ、対応漏れや初動の遅れにつながるリスク。
-
店舗全体でのフォロー難易度: 担当者以外が状況を把握しにくく、組織的に迅速なフォローに入ることが困難。
-
現場の心理的負担: アナログな業務課題をテクノロジーで解決し、スタッフの心理的負担を軽減する「安全装置」の必要性。
解決策と特長
これらの課題に対し、クラスコは日常業務でやり取りされるメールを生成AIが自動解析し、店舗全体でサポートし合う自動化ワークフローを設計・構築しました。本システムの主な特長は以下の通りです。
-
緊急度の自動判定と即時通知: 既存のクラウド環境と生成AIを連携させ、メールを自動で巡回・解析。クレームや緊急度の高い内容を自動判定し、社内チャットツールへ即座に共有します。
-
推奨アクションの同時提示: AIが状況に応じた適切な言葉選びや連絡内容の案を同時に提示することで、経験の浅い若手社員でも迅速な一次対応が可能となります。
-
チームで守り合う安全装置: 担当者がパニックになる前に、周囲のスタッフや上司が状況を把握し、フォローに入れる環境を整備しました。
成果
本システムの本格運用により、担当者が不在であっても店舗スタッフや店長がすぐに代理フォローに入れる体制が構築され、情報共有の円滑化と対応漏れリスクの低減が実現しました。現場のミスを未然に防ぎ、チーム全体でサポートし合える環境が整ったことで、業務効率化だけでなく、スタッフの心理的プレッシャー軽減という定性的な成果にも寄与しています。
今後の展望
クラスコは、自社を実験場として様々なDXを推進しており、社内で得られたリアルな成功ノウハウや解決アプローチを強みとしています。今回のように、現場の課題からAIと既存システムを駆使して最速で仕組みを具現化するアプローチや、開発プロセスのノウハウは、全国の不動産会社向けに提供している「AI&Google Workspace構築支援サービス」(『TATSUJIN』ブランドにて展開)へ還元されます。
今後も、あらゆる社内業務においてAI化の実証を重ね、蓄積された実践的な知見をサービス全体のアップデートや新たな構築提案に反映させていく方針です。「不動産会社を進化させるOS」として、全国の加盟店・不動産会社におけるさらなる生産性向上に貢献していくとのことです。
AI&Google Workspace構築支援サービスについては、以下のリンクをご参照ください。
会社概要
-
会社名: 株式会社クラスコ
-
代表者: 代表取締役社長 小村 典弘
-
所在地:
-
金沢本社: 〒920-0024 石川県金沢市西念4-24-21
-
東京オフィス: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-16-11 フォーキャスト西新宿5F
-
-
事業内容: 不動産の売買、賃貸借、管理、修理及び仲介、建売住宅の建築、販売及び宅地の造成販売など























