セレブリックス、女性の育休取得率100% 「新米パパママプロジェクトの効果」~育休取得率が飛躍的に成長~
営業に関するコンサルティングや代行などを行う株式会社セレブリックスは、ことしで創設26年目を迎え、総勢1,339名の社員が在籍しています。弊社の社員の平均年齢は27歳、男女比は5:5で、正に結婚、妊娠・出産を迎える方が多い中、現在の 女性の育休取得率は100%です。2年前に育児中のママ社員自ら、パパママ支援策『新米パパママ支援プロジェクト』を立ち上げ、社員が仕事も子育ても両立できる環境づくりをしようと取り組んだ成果のひとつです。現在はパパ育休の増加を目標に取り組んでいます。
『新米ママパパ支援プロジェクト』とは!?
2021年に、「パパママ支援プロジェクト」を立ち上げました。取り組んでいる内容は、子育てに関する情報発信、産休育休導入支援、産休明けオンボーディング支援、子育て不安解消支援です。
フォローを受けた社員の声
古宮 美桜
セールスカンパニー
営業支援事業本部
出産後のマミーブレインや、約2年間大人と話すことがほとんどなかったからこそ、本当に働けるか、社会復帰できるか不安がありました。産休育休中、復帰前後のママパパを会社としてサポートしようとしているところが見えたのは安心でした。
先輩ママの1日のスケジュールなどの共有があったから、1日のスケジュールがイメージができたり、それぞれの状況にあった対応方法なども聞けたりして、とても参考になりました。また面談で現状を共有してもらうことで、今後の働き方についても気軽に相談ができ、上司や会社へ自分の状況を伝えればしっかり考えてくれる対応してくれるということも分かり、意見など話しやすくなりました。
育休取得率100%を実現!フェーズごとに充実した支援
フェーズ1
【産休・育休中の段階】
・コミュニケーションの場を提供(産前産後の不安を解消)
フェーズ2
【育休から復帰前の段階】
・会社のこと、職場のこと、復帰後の動きなどをコミュニケーションを通して不安を解消する
・現場の上司と本人との間に入って、体調、生活面、仕事の希望量、復帰後の不安などを調整をする
・復帰に向けた面談も実施
・復帰済のパパ・ママと育休中のパパ・ママとの交流会実施
・子育てに関する情報発信を定期的に行って、産休・育休中にリアルな子育て情報に触れられる
・産休・育休中も会社の情報をリアルタイムにキャッチアップできる情報発信
フェーズ3
【復帰後から小学校入学前の段階】
・イヤイヤ期の対応方法、乗越え方などの育児テクニックの共有
・子育て全般の相談、共有
・面談の実施
・パパママチャンネル(※社員のパパママとプレパパプレママだけのコミュニケーショングループ)
支援策以外の部分でパパママ社員の為にしている取り組み
・テレワーク
・急な発熱などの早退・遅刻の容認
・参観日など行事での休暇取得
・時短勤務
・社内行事子連れ参加OK(コロナ禍前のBBQなど)
・PTA、町内の行事の参加に際した休暇取得
「新米ママパパプロジェクト」きっかけはママの声
ママパパへのサポートが社内に無ければ作ればいい!という気持ちで推進しました。
育休から復帰するときに、不安な気持ちになった実体験のもと、働くママや育休明けパパ、子育て世代の方が働きやすい環境を支援していきたいと思い、0からプロジェクトをスタートしました。社内のママやパパの話を聞いているとみんな悩みが違う。あらゆるママパパの悩みが集まると、いろんな考えがあるんだ!と前向きな思考に変えることができる。つまり大切なのは、一人で抱え込まない環境づくりだと思いました。
佐々木 望
セールスカンパニー事業推進部
プロジェクトではこれから復帰するママやパパに1日のスケジュールなどの相談など、同じ境遇である私たちに気軽に相談できる場にしたいと思っています。セレブリックスはリモートやフレックスなど働く環境が整っているので柔軟な働き方も可能で、上司の理解もあるので復帰後のイメージをクリアにして、不安なく仕事ができる環境づくりに努めています。
澤田 沙紀
セールスカンパニーアシスタント
入社後に保育士資格を取得し副業で保育士として働いています。この経験を活かすために支援プロジェクトメンバーになりました。
プロジェクトの目標は、セレブリックスで働くママやパパにとって駆け込み寺のような存在になることです。前職は子育てを両立する働き方や環境についての提案を行いましたが、理解を得られず退職しています。セレブリックスには子育てと仕事が両立できる制度が整っているので、不安な気持ちのママやパパに寄り添い悩みを払拭するきっかけになりたいです。
お悩み相談事例集
社内パパママコミュニティ「パパママチャンネル」
パパ・ママ、性別問わずセレブリックスで前向きに育児と両立して働ける環境づくりや、子育てが理由で仕事を辞めることがない組織にしたいという目的から、「パパママチャンネル」という社内コミュニティを設立しました。子育て(や今後は介護など)と仕事の両立において、情報と想いをもっと社内での共有をし、一緒に手探りしながら向き合える、皆で育てていくコミュニティです。担当社員はもちろん、同じ立場にある社員同士がつながるきっかけになっています。