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スパイスカレーの検索数は4年で35倍に増加!簡単スパイスカレーをおうちで楽しむ 栄養学の先生が教えるおすすめスパイスを徹底解説

11月 25, 2021

今やカレーは日本の国民食と呼ばれるまで普及し、子供の好きな食べ物ランキングでは常に上位にランクインしています。カレーはカレーライス、キーマカレー、インド風カレー、マッサマンカレーなど種類が豊富であり、無印食品から販売されているレトルトカレーは2020年時点で45種類ラインナップされており、一番人気の商品は1年間で約400万食以上を売り上げており、人気の高さがうかがえます。
また、ぐるなびのデータによると、2016年~2020年夏の4年でスパイスカレーの検索数が35倍に増加しています。 2020年春に検索数が急増しており、ぐるなびは増加の背景のひとつとして、おうち時間に凝ったカレーを作ってみる機会が増えたことが要因と予想しています。そこで今大人気のスパイスカレーをご自宅で簡単に作る方法をお伝えします。

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おうち時間増加でスパイスカレーブーム到来!?2020年度スパイス市場は前年比120%増

性別や年齢に関わらず、多くの人に愛されているカレー。カレールーを使って気軽に作ることも、何種類ものスパイスを調合して自分好みの味にすることもできる奥が深いメニューです。

冒頭で述べた通り、コロナ禍のおうち時間の増加によりスパイスカレーの人気が高まっています。
ぐるなびのデータによると、2000年代はじめにスープカレーが流行し、検索数は毎年夏になると上昇していました。2020年の夏、スパイスカレーが大きく上昇しスープカレーの検索数を上回っています。このことからもわかるように、スパイスカレーへの注目が高まっています。

大手前大学、簡単スパイスカレーをおうちで楽しむ 栄養学の先生が教えるおすすめスパイスを徹底解説
※ぐるなびデータライブラリより

エスビー食品株式会社が6月に発表した調査リリースによると、特に洋風スパイス市場は伸びが著しく、2020年度販売金額は、2010年度対比170%、+71億円の成長と大きく拡大。また、2019年比120%で過去最高金額に到達しました。コロナ禍での料理ブームが購入を後押しし、複数のスパイスを組み合わせた料理に挑戦する人が増えていることが影響していると考えられます。(下図)
大手前大学、簡単スパイスカレーをおうちで楽しむ 栄養学の先生が教えるおすすめスパイスを徹底解説
大手前大学、簡単スパイスカレーをおうちで楽しむ 栄養学の先生が教えるおすすめスパイスを徹底解説※エスビー食品株式会社
< おうちスパイスに関する意識調査 >“おうちスパイス”がトレンドに!市場は120%(※1)に急拡大!長引くおうち時間で料理意欲が二極化!?スパイスを3種類以上保有する人は8割!一方で「休眠スパイス」を持つ人は約4割も より

誰でも簡単!本格スパイスカレーの作り方 シーンごとのスパイス選びの極意と旬野菜の活用法

おうちカレーをワンランク格上げしてくれるスパイス。それぞれのスパイスに特徴や役割があり、組み合わせや、入れるタイミングが重要といわれています。例えば、旨味を引き出すために使われる「カルダモン」には発汗作用があるといわれており、辛味を足したいときに使われるコショウには体を温める効果が期待されています。スパイスをうまく組み合わせ、自分流カレーを作りましょう。

①スパイス選び
・旨味(香り・風味)
カルダモン、クミン、ガラムマサラ、コリアンダー
・辛味
コショウ、ショウガ、チリペッパー
・色付け
ターメリック(黄色)、パプリカ(赤色)、サフラン(赤色)

また、初めてスパイスを用いてカレーを作る際にはスパイスを加えるタイミングが重要といわれています。スパイスは、油や水分と一緒に溶けることで旨味や匂いが増すため調理の過程でどうスパイスを活用するかが大切です。

『スパイスを入れる三大タイミング』

①下味付けに辛味スパイス

豚肉や鶏肉の下味付けに辛味スパイスである「ショウガスパイス」や、「ニンニクスパイス」を加え柔らかさアップ。

②調理の際に旨味スパイス

加熱調理の際に旨味スパイスである「クミン」を加える。

③最後にトッピングで香りづけ

完成後に香りづけにガラムマサラで風味づけを行う。

大手前大学、スパイスを入れる三大タイミング

ひと工夫で本格カレーに変身術

お子様用カレーにひとスパイスで「大人味カレー」完成!
お子様がいる家庭では、辛味や匂いの強いカレーを作ることはできないという方もいると思いますが、カレースパイスがあれば、そういったお悩みも簡単に解決できます。お子様用に作った甘めのカレーに辛味スパイスである「チリペッパー」を加えて温めるだけ!甘口カレーが大人味に大変身します。
スパイスは味の変化をもたらすだけではなく、お子様用と自分用に鍋を二つに分けて調理する手間も省けるため、様々な活用法が期待できる香辛料です。

調理は難しいし、めんどくさいと考える方にひとスパイス!
スパイスの魅力は分かるが、組み合わせを考えてたり、下味をつけたりが大変という方もいると思います。市販のカレールーで作ったカレーに香りづけスパイスである「ガラムマサラ」「カルダモン」「クミン」から選択し、加えて加熱するだけ!風味が増し本格派カレーに大変身いたします。
スパイスを活用し、自宅で簡単本格カレーを作ってみるのはいかがでしょうか。

②具材選び
カレーの具材といえば多くの食材が思い浮かびますが、以下の食材を取り入れてはいかがでしょうか。

トマト
大手前大学、簡単スパイスカレーをおうちで楽しむ 栄養学の先生が教えるおすすめスパイスを徹底解説
トマトの酸味とカレーの辛味は相性抜群。サイコロ状に切って、つぶすように煮込みます。

じゃがいも
大手前大学、簡単スパイスカレーをおうちで楽しむ 栄養学の先生が教えるおすすめスパイスを徹底解説
じゃがいもには男爵とメークインがあります。男爵は、煮崩れしやすい特徴があり、ルウに粘性が出やすいのでとろみがついたカレーとなります。メークインは、煮崩れしにくい特徴があり、比較的じゃがいもの形をきれいに残すことができます。じゃがいもの種類を変えることによってとろみのついたカレーやじゃがいもの形を残したカレーなどが楽しめます。
トマトやじゃがいもはビタミンCが含まれています。ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康の維持を助けるとともに抗酸化作用をもつ栄養素です。特にじゃがいもに含まれているビタミンCはでんぷんに包まれているため加熱してもビタミンCの損失が少なく効率的にビタミンを摂取することができます。

お話を伺った有識者

大原栄二 准教授
大原栄二 准教授
所属:大手前大学 健康栄養学部 栄養学専攻 准教授
学位:修士(大学アドミニストレーション)
研究テーマ:給食経営管理 大量調理
主な著書・論文:
栄養士・管理栄養士をめざす人の「調理・献立作成の基礎」
共著 第3章担当 化学同人 (2017)
改訂 給食の運営-栄養管理・経営管理- 共著
第4章担当 建帛社(2020)
給食経営管理分野の講義と実習を担当。
「大量調理」「疲労度」「顧客満足度」をキーワードにおいしい給食の提供方法を研究しています。

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