グリーンピース・ジャパンが「 #危険生物から感謝の手紙 」を届ける。気候変動などの環境問題に気づきを与える「巨大な手紙」が10月29日(金)~11月4日(木)に渋谷スクランブル交差点OOHに出現

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「日本の皆さんありがとう。これからも環境に配慮しない生活を続けていってください。」!国立環境研究所 五箇公一先生「ヒアリは日本の最後の砦にまで迫っている」生活者の近くに潜む危険生物の脅威を語る

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区、以下グリーンピース)は、気候変動など環境問題への意識を高める目的で、10月29日(金)~11月4日(木)渋谷スクランブル交差点OOHに「#危険生物から感謝の手紙」を掲出します。

グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」

グリーンピース・ジャパンは、生活者一人ひとりの気候変動への意識を高め、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロの実現を後押しするキャンペーンへの賛同を呼びかけています。

昨今、生活者の間でサステナビリティへの関心は急激に向上しており、気候変動へ危機感を持っているものの、具体的な現状や暮らしへの影響の認知には至っておらず、具体的に何をどう変えれば、気候変動を緩和できるのか理解が広がっていないのが現状です。本プロジェクトでは、気候変動などの様々な要因から日本で目撃されることが増えている「危険生物たち」に焦点を当てることで、私たちの何気ないライフスタイルが結果的に日々の生活に直接的な影響を及ぼすこと、また、そのライフスタイルを変えることで、気候や生物多様性の危機を抑えることができるというビジョンを示しています。

「危険生物から感謝の手紙」背景

ここ数年ニュースになることの多い、ヒアリなどの危険生物たち。私たちの生活を脅かす危険生物ですが、皮肉なことに、私たちのライフスタイルが「彼らの快適な住環境」を提供してしまっている要因の一つとして考えられます。大量生産・大量消費のベースとなるグローバルな人と物の移動によって、外来の生物が日本に持ち込まれたり、温暖化による気温や海水温の上昇などの気候変動、森林伐採・都市開発による天敵のいない都市環境などが、危険生物が快適に生息できる環境をもたらしたりしているのです。そこで、彼ら危険生物から日本で暮らす私たち人間に向けられた「感謝の手紙」を届けることで、この皮肉な事実に気づいてもらい、一人でも多くの方が気候変動などの環境破壊を止めるためのアクションをはじめてもらうことを期待しています。

ヒアリからの手紙
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」

カツオノエボシからの手紙
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」

セアカゴケグモからの手紙
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」

ネッタイシマカからの手紙
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」

ヒョウモンダコからの手紙
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」
グリーンピース・ジャパン「 #危険生物から感謝の手紙 」

「危険生物から感謝の手紙」渋谷OOH詳細

10月29日(金)から渋谷スクランブル交差点に「#危険生物から感謝の手紙」を掲出します。その巨大な手紙に添えられたQRコードを読み取ることで、特設LPサイト内でそのメッセージの日本語訳を読むことができます。その内容は、私たち人間のライフスタイルがもたらした気温や海水温の上昇、天敵のいない都市環境などのおかげで「暖かくて過ごしやすく、住める場所も広がり、どんどん仲間を増やすことができている」「これからも環境に配慮しない生活を続けていって欲しい」とヒアリから日本で暮らす私たち人間へ感謝の言葉が綴られています。

グリーンピース・ジャパン「危険生物から感謝の手紙」渋谷OOH詳細

掲出場所:渋谷スクランブル交差点OOH
掲出期間:10月29日(金)~11月4日(木)

国立環境研究所 五箇公一先生

国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室長
五箇公一(ごか こういち)

国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室長 五箇公一(ごか こういち)

平成2年 京都大学大学院修士課程修了、宇部興産株式会社入社、農薬研究開発に従事。平成8年 京都大学博士号取得、国立環境研究所入所。専門は保全生態学・農薬科学。現在は生物多様性保全を業務として、外来生物や化学物質による生態影響評価の研究プロジェクトリーダーを勤める。

「危険生物と呼ばれる生物たちも、本来の生息地での厳しい生存競争を生き残るために、有毒性や攻撃的な性質を進化させているに過ぎません。そんな彼らを私たちの身近なところに引き寄せているのは、地球の環境を激変させている私たち自身なのです。」

危険生物について徹底解説 五箇先生インタビュー映像を公開 ※下記一部抜粋

Qいま、日本でどんな危険生物が見つかっているんですか? 
近年だと温暖化による海水温の上昇で、海の中の危険生物がよくニュースになっています。カツオノエボシという最大50メートルほどの猛毒触手を持つクラゲが海水浴場に打ち上げられるケースが増えてきていたり、人が死亡することもあるほどの猛毒を持つヒョウモンダコが近年日本近海でも見られたりするようになっていて、どんどん北上してきているんじゃないかという懸念があります。一方、陸の方ではジカ熱やデング熱といった危険性の高いウイルスを媒介するネッタイシマカが空港などで捕獲されるケースが増えています。さらに、セアカゴケグモという本来熱帯に生息する毒グモも、都市化や宅地化の影響もあり北海道や東北地方で見つかるようになっています。そして、最近話題になった危険生物といえば、非常に強い毒針をもつ南米原産のヒアリですね。海外から輸入コンテナに乗って運ばれてくるんですが、近年、港湾エリア内で野生の巣をつくる事例まででてきてしまっている。こういった野生の巣から今まさに内陸へと分布を拡大しようとしているところで、今後都市部への生息地拡大の危険性もあるため最大限の注意が必要です。

Qなぜ危険生物の目撃が増えているのですか? 
危険生物の目撃が増えている根源的な一番の要因は、グローバル経済の発展だと考えています。世界が一つにつながることでいつでも、どこに住んでいるものでも簡単に日本にやってくることができます。さらには、ヒトやモノが大量に高速移動することで、大量のエネルギーが消費されてしまいます。その過程で温暖化が起こり気温や海水温の上昇が起き、結果的に危険なタコやクラゲが日本近海にも近づくようになったり、流通に紛れてヒアリなどの危険生物が日本へやってきたりする。また経済を支えるための都市化・土地開発によって外来の危険生物が住みやすい環境も広がっています。

Q危険生物の広がりを防ぐために、どんな社会に変わっていくべきですか?
それぞれの国や地域が、自立的な循環型の社会を作っていくことが非常に重要だと考えています。その中でも私たちができることは、地産地消のスタイルをとることです。「地産地消」というと地元の野菜を地元で食べるといったイメージしかないかもしれませんが、地域にある資源やエネルギーを地域レベルで、生産・消費・循環させていくことが重要です。まずは、この異常なまでのグローバル経済一本鎗の国内外のトレンドを見直し、私たち一人ひとりが環境に配慮した地産地消といったライフスタイルをとっていくことが重要だと考えています。

国立環境研究所・五箇公一先生インタビューPart 1 https://youtu.be/mS5OGULipxI 
国立環境研究所・五箇公一先生インタビューPart 2 https://youtu.be/nH07eo8mHhg 
国立環境研究所・五箇公一先生インタビューPart 3 https://youtu.be/V2UjBWCFw9g

[グリーンピース・ジャパン]について

一般社団法人 グリーンピース・ジャパン
一般社団法人 グリーンピース・ジャパン

設立年月 :1989年4月
活動対象範囲 :全世界
代表者代表理事:青木陽子、寺中誠
事業対象分野
地球環境保護 (気候変動/エネルギー問題・海洋生態系・森林・食と農業・原子力・有害物質など)
所在地:〒160-0023東京都新宿区西新宿 8-13-11 NFビル2F
Greenpeace Japan Office: NF Bldg. 2F, 8-13-11 Nishi-Shinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo 160-0023

関連情報

グリーンピース・ジャパンが「#危険生物から感謝の手紙」を届ける。気候変動などの環境問題に気づきを与える「巨大な手紙」が10月29日(金)渋谷に出現